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経営課題解決篇①

固定客、定期収入が見込めない創業70年の老舗の和菓子店の場合

課題

  • 顧客が減ったという意識はないが、赤字が続き、資産がどんどん減少している。
  • 長期的な事業計画はなく、その日の売上で好不調を判断している。

解決⽅法

  • 1日当たりの売上、月ごとの売上、年間の売上推移などを検証
  • 原材料、人件費、機器の維持管理費、賃貸費などのコスト算出
  • 客単価の算出
  • 損益分岐点の算出
  • 今後の見通しのヒアリング など
  • 1 季節行事、不定期の慶弔事への依存度が高い状況が続いているため、固定客の確保に努める。
  • 2 店の看板となる既存商品のアピール、並びに新たな顔となる商品開発を計画する。
  • 3 WEBを活用したPR、並びに通販を検討し、新規顧客開拓を目指す。

具体的な動き

  • 1 WEBサイト構築のために、自店の強み、商品構成、価格、パッケージデザインなど改めて検討。コンテンツづくりを開始する。
  • 2 創業以来続いている商品のアピールを、店頭POPにより実施。併せて、店頭にてアンケートを実施し、求めている味、商品を調査する。
  • 3 売上ピーク時を見越したアルバイト・パート採用を改め、利益に基づいた人員構成に改める。

経営課題解決篇②

紙媒体中心の事業のため、受注減に悩む印刷会社の場合

課題

  • 旧来の紙媒体が事業の主となっており、発注案件が減少。売上・利益の減少が続いている。
  • 人員数は10年間ほぼ変わっておらず、人件費を含めた固定費が多い。

解決⽅法

  • 1年間、3年間の短期・中期事業計画の検証
  • 月ごとの売上、年間の売上、複数年の売上推移を検証
  • 売上構成比を検証
  • 人件費、賃貸費、外注費、材料費などを検証
  • 金融機関からの借入額、並びに返済額を検証
  • 損益分岐点の算出
  • 今後の見通しのヒアリング など
  • 1 収益と支出のバランスが取れていないため、売上に見合った支出構造を構築する。
  • 2 借入額の返済計画において、期間や都度の返済額に無理があるため、金融機関との調整、改善に努める。
  • 3 事業継続を目指し、新たな事業分野の開拓を進める。

具体的な動き

  • 1 人件費の削減、外注費の見直しなど、売上以上の固定費・経費削減を検討、改善策を実行する。
  • 2 借入に関する専門コンサルタントとともに金融機関との調整を開始。売上・利益に見合った返済プランを構築・実施する。
  • 3 新たなメディア開発、並びに企画部門立ち上げに向けて、検討を開始。中期事業計画に盛り込み、コンセンサスづくりを開始する。

新規組織・事業篇①

都心に、会員制ランナーズステーションを開店するケース

課題

  • オーナーがランナーのため、最近のマーケット動向、ニーズなどは把握できるが、ビジネス経験が浅い。
  • 材料費、賃貸費、人件費などの支出の想定、収入の見込み、客単価、損益分岐点など、経営に必要な知識が浅い。

解決⽅法

  • 店舗経営のために必要な知識、情報を提供
  • スポーツビジネスに関する専門的な情報を提供
  • 金融機関からの借入額、並びに返済額を検証
  • 会員数の増減、客単価などを検証
  • 月ごとの売上、人件費、賃貸費、広告費など経費を検証
  • 今後の見通しのヒアリング など
  • 1 ビジネスに関する基本的情報・知識のアドバイスを行い、事業継続を目指す。
  • 2 スポーツビジネスに関する専門家とチームを結成し、専門知識・情報を提供する。
  • 3 会員獲得、利用促進のために必要な宣伝・広報活動を実施する。
  • 4 短期・中期の事業計画を作成するとともに、収支状況、会員数の状況に応じて改訂する。

具体的な動き

  • 1 店舗経営、並びにスポーツビジネスに関する知識・情報提供のため、チームによるコンサルティングを定期的に実施する。
  • 2 広告制作、メディア活用の専門家とともに、宣伝・広報計画を立案、実施する。
  • 3 収入、利益、支出、客単価、返済額などをつねに注視し、必要な場合は事業計画を改訂する。

新規組織・事業篇②

ベトナムに、製造部門を担う工場を建設する自動車部品メーカーのケース

課題

  • 日本の品質精度を保ち、自動車メーカーの基準をクリアする必要がある。
  • 生産効率を高め、人件費に対する生産性を高めたい。

解決⽅法

  • 日本基準の品質管理、生産体制に関する知識・情報を提供する教育体制の確立
  • 現地での円滑な人材確保を実現するために、必要となる現地データの検証
  • 事業継続に必要な財務データなどを検証
  • 今後の見通しのヒアリング など
  • 1 ベトナムでの事業経験者や現地駐在の人材をチームに組み入れる。
  • 2 日本的経営・生産管理に関する教育体制を確立する。
  • 3 事業計画、財務状況をもとにアドバイスを行い、事業継続を目指す。

具体的な動き

  • 1 ベトナムに精通した専門家を組み入れたチームを結成し、コンサルティングを定期的に実施する。
  • 2 日本的経営・生産管理を伝える教育プログラムを作成し、現地にて実施する。
  • 3 特に初年度の収入、利益、支出、返済額などを注視し、必要な場合は事業計画を改訂する。

人材紹介編

監査役に適した人材を、自動車販売会社に紹介したケース

課題

  • 業界に精通した人材を望む。
  • 企業文化、社風に適し、長期的に従事できる人材を望む。

解決⽅法

  • 具体的に監査役に求める役割などをヒアリング
  • ニーズに沿った人材を調査
  • 複数の候補者と面談を実施
  • 絞り込んだ人材を企業へ紹介
  • 1 徹底的に企業ニーズを調査する。
  • 2 豊富な人脈の中から最適な人材を抽出する。
  • 3 企業とのマッチングを考慮した上で候補者を絞り込む。

具体的な動き

  • 1 代表者の杉山賢一自身が、自ら構築した人脈から適正な人材を紹介する。
  • 2 企業のニーズ、候補者の特性を把握した上で紹介へと進むため、ミスマッチがなく、募集に関する経費の削減にもつながる。